日本美建のいま

雨漏りの原因

一度手を加えるならば、末永く責任をもちたい。

近年、デザインにこだわった建物が増えています。

洋風建築、ビル建築においても奇抜なデザインで目を惹くなど、都心などでは特に多いです。

 

反面、デザインが特徴的になればなるほど、増えてきたのが雨漏りです。

当社に頂くお問合せでも、こうしたデザイン性の高い建築物での雨漏りが多いのが事実です。

 

旧来の日本家屋は、「雨仕舞い」と言って、屋根に振り落ちる雨水を逃がす構造がきちんと考えられ、施されてきました。

 

今でも立派な日本家屋にお邪魔すると、その秀逸な構造に驚かされることもあります。

まさしく、日本の知恵が生んだ伝統技術といえます。

雨が降り、その後屋根自体に雨水が残ってしまうと(水がはけない)、どうしてもその部分が腐食していき、やがて雨漏りにつながります。それを防ぐために、屋根の勾配や瓦の種類・構造などにも紐付けながら、きちんと水の流れを作り出すのです。それが出来るのは屋根の構造を知りつくした建築職人です。だからこそ、伝統技術といえるのです。

 

四季があり、梅雨や秋雨、台風など雨と向き合ってきた日本ならではの創意工夫が、いつまでも美しい日本家屋を守っているといっても過言ではありません。

 

一方で、これに相反するのが、デザイン重視の建築物です。

こうした建築物は見た目が素晴らしく、デザイン性に優れるため、人の目を惹き、記憶に残ります。その意味でこうした建築物の役割はとても大きいと言えます。建築に興味のない人々を惹きつける力は計り知れません。

反面、デザイン性、見た目に重点を置くため、本来気にしなければならない「雨仕舞い」などが二の次になるため、どうしても雨漏りが起こりやすくなってしまうと考えられます。

故にデザイン性に富んだビル建築に雨漏りが多いのは、この「雨仕舞い」が関係しているといえます。

 

そしてもう一つ多いのが、いわゆる手抜き工事です。

一概には言えませんが、予算の限られた工事では、目に見えない部分がそぎ落とされることが多くあります。目につく部分は、しっかりしているのですが、そうでない部分が省かれるため、時間とともに雨漏りなど、顕著に表れてきます。

 

建築物とは、そもそも耐久性がなければいけません。

長い時間を経て、代々受け継がれるもの。

だからこそ、職人はきめ細かな作業を心がけますが、上記のようにその思いがかなわない事情が増えてきているのも事実です。

 

当社にお問合せ頂くものでも、手の施しようのないもの、手を加えるべきではないものについてはお断りする場合があります。

 

これは手を加えるものとして、その責任をまっとうする義務があるからです。

中途半端な作業やその場限りの応急処置しか施せないものに、当社では全責任が持てません。構造上どうしようもないものに、根治は望めないからです。

 

ただし、一度手を加えるならば、末永く責任をもちたい。

それが当社の思いであり、スタンスです。

 

まずはお問合せをいただき、気になる箇所を拝見させください。

正しい見解と、正しい処方法をお伝えし、万全の工事を行って参ります。

 

大切なご自宅を後世まで。

日本美建の願いです。

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