匠通信

日本の建築材として重要な役割を果たすスギの有用性について

経年劣化を見越したメンテナンス・雨漏り修理

春の花粉症の原因の代表的なものが「スギ花粉」。
この花粉症。東京都の調査によると、花粉症有病率は、48.8%にまで上る。
(※平成28年度 花粉症実態調査報告書から引用)
平成18年度の調査での有病率28.2%を考えると爆発的な勢いで発症していると言えます。
(※平成8年度は19.4%、昭和58年度は10.0%)

国内全域でも3000万人以上の方が自覚している症状と言われていて、
こうなるとスギは大変やっかいな樹種と思われがちですが、
スギ自体は、日本人にとってなくてはならない大切な「木」です。

 

■日本国内の人工林の4割はスギが占めています

スギ自体は、他の樹木と比べ成長が早く、かつ加工しやすく、育てやすい。この3拍子がそろっていたため、建築資材としての重要が高く、戦後の高度経済成長下においても、住宅資材として実に多く用いられてきました。

上記理由より国策(日本にとって最も重要な樹種)として、積極樹林されてきた背景もあります。

日本国内の人工林1029ヘクタールのうちの4割を占めるとも言われ、その重要性が理解できると思います。当然ですが、ニーズがあればそれだけ伐採されるものの、反面その分また新たに植林されているのも事実です。

林野庁のデータでは、2013年に植えられたスギの苗木は1581万本。
これだけの量が補填されていれば、花粉症有病率が50%近いのも納得できます。

 

■日本の高度経済成長を支えてきたスギ

しかしながら、現在の住宅事情を考えると、ここまでの植林はもはや必要ないのではないかと議論されているのも事実です。

高度経済成長では、多くの人々が頑張って働いて得た賃金で、「夢のマイホーム」を建てました。

東京では宅地が足りず、より郊外へと目が向いていきます。
それが今ではどうでしょう?

東京ではすでに多くの住宅が立ち並び、現在発生している多くはその「リフォーム需要」です。

リフォームに必要なスギ材の量と、戸建てそのものに必要な量では比較になりません。
また、建て替えの需要がありますが、その量自体を考えてももはや「スギの供給過剰」と言わざるを得ない状況と言えます。

花粉が飛びにくい樹種に変えるべきという声も多く上がっていますが、なかなか進んでいないようです。

さらに近年、住宅=木材という概念がほぼ覆り、RC造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造など多岐にわたります。

高度経済成長を支えてきた、木造の家々はもちろん現在も存在しています。
補修材としてのスギの有用性はもちろん、今後もなくなることはないものの、小花粉種への切り替えなど課題を解決していく必要がありそうです。

当社にとってもスギ自体は大変重要な建築材です。

なぜなら、高度経済成長時に建てられた家々の多くが、経年劣化による雨漏りなどに悩まされているからです。

「美しい日本家屋をいつまでも」

という理念を創業当時から掲げる当社。

1軒ごとの家々を大切に守り続けるためにも、建築時に使用された材料をリメイクすることはもちろん、そのリメイクに必要なプロとしての知識を正しく保有することに全力を注いでいます。

経年劣化による、屋根の雨漏り、バルコニーからの雨漏り、外壁からの雨漏り、どんな状態であっても、正しく対応させていただきます。

ご心配ごとなどございましたら、お気軽にご相談ください。
私達は、雨漏り修理のスペシャリストです

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