2020年の7月は台風が発生しない月となりました。
これは1951年からの統計史上、初めてとのこと。平年値は3.6個とのこと。8月以降、一気に台風が増えるのか?それともこのまま台風の少ない年になるかは誰も予想が出来ません。
私たちに出来るのは、可能な限り事前に準備し、対策を講じること以外にありません。
特に昨年度、多くのエリアで台風被害を受けたので、各地、各ご家庭でより一層台風に対する準備がなされているのではないでしょうか?
特に風対策、雨対策は必須で、風により瓦などが飛ばされてしまう、大雨による雨漏り被害など、ある地域では一年前から屋根の修理が間に合わず、いまだにブルーシートがかかったままのご家庭もあります。屋根の修理会社に問合せても、工事が手一杯でなかなか順番が回ってこないのが原因かと思います。本格的な台風シーズンの前に、いち早く修理が実施されることを願うばかりです。
こうした状況から、最近では「屋根のDIY」の問合せが当社にも増えてきています。
「修理会社を待てないから、出来る限りで自分で直そう」ということで、ホームセンターなどに出向くと、こうしたいわゆるDIYグッズが販売していたりします。 ただ、こうしたDIYグッズ。ちょっとした補修(本当に軽いもの)であれば、有効なのかもしれませんが、プロの修理会社の立場から決しておすすめ出来るものではありません。
なぜなら、屋根自体はとても繊細なもの。
本当によくあるのが、ご自身で屋根に上り該当箇所を修理しようとした結果、踏んではいけない場所を踏んでしまい、屋根を傷めてしまうこと。
これでは本末転倒です。
また、雨漏りなどがすでに起きている場合、その原因を突き止めるのはプロであっても経験が必要です。
例えば、「天井から雨漏りがしている」からと言って、その天井に原因があることはほとんどないといっても過言ではありません。 雨水が、どこから入り、どこをつたい、どこから漏れているのか?
この根本原因をきちんと突き止めたうえで、対処しなければ何の意味もありません。 だからこそ、やはり早めにプロの診断や、修理を実施してほしいと思います。 台風の本格シーズンに入れば、より修理会社は忙しくなります。
当社では、一軒ごとにきちんとした診断と、適切な対処方法をご提案しています。大切なご自宅だからこそ、しっかりとメンテナンスしていただきたい。
ご自宅に関することで少しでも気になることがございましたら、どうぞお気軽にお問合せください。正しいご提案をいたします。