セメント瓦は戦後に多く作られた屋根材になります。復興に大量に瓦が必要となった為、作りやすく大量生産が簡単にできるという事でセメント瓦が普及しました。
セメント瓦とは、セメントに砂や繊維を混ぜてプレス形成し防水塗装を施し作った瓦になります。大量生産がしやすいので、陶器瓦よりもコストが安くなるのも普及に繋がった要因のひとつです。
セメント瓦の塗装が剥がれてしまっています。 近年は、酸性雨や紫外線等により劣化が早まる事も多いようです。色が褪せると、外観が悪くなるだけではなく、瓦そのものも劣化してしまいます。
苔等が発生し、塗膜も剥がれ色あせています。 特に苔やカビは瓦に水を引き入れてしまい劣化や雨漏りの原因となります。放置していると毛細管現象で瓦の裏にまで水を引き入れ防水シートや下地を腐らせてしまう原因になります。
強風で飛んできた石や雹等、何らかの衝撃が原因で起こるケースです。アンテナ取り付け時や補修時に割れる場合や、釘が錆びて膨張し釘穴を圧迫することで起こる場合もあります。 放置してしまうと雨漏りの要因になります。
屋根のてっぺんである棟が崩れてしまっています。 ここから雨が侵入して雨漏りの原因となります。
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