和瓦屋根

和瓦屋根

今までで最も古い瓦は、中国で発見された約3500年前のものだと言われています。日本では1400年前、百済から技術者を招いて飛鳥寺を建立する際に用いたのが始まりと考えられています。

雨漏りの原因・修理の必要な和瓦屋根の主な症状

瓦の欠け

強風で当たった石や雹により瓦に小さな欠けができます。
このままにしておくと、ここから瓦が割れてしまいます。

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  • 修理
  • 下地処理
  • 全面葺替え

めんど

瓦のすきまを埋めている漆喰が劣化して剥がれてきています。
ここから雨が入り下地の劣化や雨漏りの原因になります。

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  • 下地処理
  • 全面葺替え

割れた瓦

石や雹が当たってしまったり、止めてあった釘が錆びて膨張し釘穴を圧迫することで割れる原因となります。割れてしまうと雨漏りや下地の劣化原因となります。瓦の下から雑草等が生えてしまう事もあります。

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  • 全面葺替え

瓦ずれ

地震や突風等により外れたり波打ったりします。 そのままにしておくと落下の危険や下地の劣化、雨漏りの原因になります。

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  • 下地処理
  • 全面葺替え

不適切なコーキング

通常は雨水が瓦の重なり部分に入り込んでしまっても、また隙間から流れ出る仕組みになっています。瓦の重なり部分をすべてコーキングしてしまっている為、棟部分からの雨水や瓦の裏面に付く結露等の流れ出る方法がなく雨漏りの原因となります。 また、瓦と野地板の間に通気機能がなくなってしまい、蒸れることで野地板が腐敗する原因にもなります。

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  • 全面葺替え

経年劣化

経年劣化により瓦が老朽化し瓦のずれ、割れ、下地や垂木の腐食等の様々な不具合が起こっています。屋根下地の点検も一緒に必要になってしまいます。

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  • 全面葺替え

和瓦屋根の長所と短所

長所
  • 丈夫で長持ち
  • 日本の気候風土に合っている
短所
  • 重い
  • 高価
  • 1~3年に一度、
  • 定期的にメンテナンスが必要
  • 他の屋根材と比べ工期が長くなる
  • 屋根の勾配(傾き)がかなり必要

よくある質問

今現在の瓦と同じ瓦で修理は出来ますか?
お客様で予備をお持ちであったり、再利用可能であれば出来ます。そうでない場合は色など、別の瓦になる可能性があります。
カタカタ瓦同士がぶつかって音がするけど問題ないのでしょうか?
瓦は一枚一枚が固定されているわけではなく折り重なっている状態です。音が鳴るイコール問題があるとは限りません。
瓦屋根全体をコーキングしてほしい。
隙間を無くしますと侵入した雨水や湿気の逃げ道が無くなり、逆に雨漏りの原因となります。

ご相談後の流れ

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