

現在、スレートというと主に「人工スレート」の屋根材の事を指します。 「コロニアル」や「カラーベスト」の名前の方が馴染みが深い人もいるかもしれません。この2つの呼称、実はメーカーの商品名になります。
スレートは1960年頃から製造され、主原料はセメントと石綿(アスベスト)、それを板状にして塗装を施したものです。 非常に薄く軽量でコストも安くカラーバリエーションも豊富でしかも家への負担も少ない! とても理想的な屋根材ですが、耐久性が低く長くても20年で葺き替えの必要が出てきます。立地条件によってはさらに短くなる可能性も十分にあります。
スレートは表面の塗装で防水の耐久性を確保していますので、長年風雨に晒されるとどうしても塗装が剥げてしまいます。
そうなると急速に本体部分も劣化してしまい、あっと言う間に雨漏りが始まってしまいます。
スレートは瓦の様に1枚だけ差し替える…といった補修がしにくく(出来ない事は無いのですが、重なりの範囲が大きいので差し替える際に他の部分を傷めてしまう結果になる可能性が高いです)メンテナンスとしては剥げる前に塗装をし直す方法になります。
目途としてはおよそ7~10年になります。すでに剥げていたり苔生しているスレート屋根をよく見かけますが、剥げた後では効果はありませんので注意が必要です。
またスレートは割れやすく、経年劣化でさらに脆くなります。 最近多いのが地上デジタル用アンテナを立てたら屋根材が割れてしまったという声。古いスレート屋根だと歩いただけで割れてしまうこともしばしばあります。
スレートで一番の問題となっているのが、主原料の1つとして使われて言える石綿(アスベスト)。 人体に悪影響を及ぼすため現在は使用中止となっていますが、2000年以前のスレート屋根にはほぼ含まれていると考えて間違いがないでしょう。
現在では石綿(アスベスト)を含まないスレートがほとんどですが、耐久性が少し劣ります。
スレート屋根でアスベストが含まれていても、いますぐ何か対処しないといけない!というわけではありません。
石綿(アスベスト)は飛散しない限り人体に影響はありませんので、安心して下さい。
ただしかなり傷んでボロボロになっていたりすると危険な状態です。
また葺き替えを考えた時にも注意が必要です。
傷みが激しいと飛散する可能性が出てきますし、屋根の葺き替えとなりますと特別な資格を有した責任者や管理が必要となり、かなりの費用がかかってしまいます。
スレート屋根で葺き替えや補修を考えているようでしたら、オススメなのが金属屋根によるカバールーフ工法。
カバールーフ工法とは屋根の上から屋根を貼る工法です。
撤去費用・産業廃棄物費用等を考えて、既存屋根の上から新しい屋根を貼っても問題が無いと判断した場合は提案させて頂いています。
そろそろ葺き替えを考えている。雨漏りしたけど何がいいの?
建物の負担を減らし、雨にも強い屋根!当社でオススメしているのが、金属瓦です。
セメントと石綿(アスベスト)が主原料のスレートは、表面に施された防水効果(塗装)が劣化し始めると、雨水が浸み込み苔が発生してしまいます。
苔が生えた所から内部に水を引きこんでしまいスレートの劣化・雨漏りの原因となります。
→早めの点検・修理が必要です
防水性が衰えてくるとひび割れが出来、そこから雨が入り割れ始めます。ここから雨が入り下地の劣化や雨漏りの原因になります。
水を含んだまま急激に乾燥・凍結した場合も、割れたり反ってしまうことがあります。
→早めの点検・修理が必要です
コーキングが剥がれたり、突風でズレてしまったりと接合部から雨が入り下地に影響が出てしまいます。このまま放置しておくと雨漏りの原因となります。
→早急に修理が必要です
クギを使っている部分が多く、年数を経るごとに徐々に抜けてきます。放置しておくと棟がはずれたり錆びの原因になります。
→早めの点検・修理が必要です
経年劣化によって老朽化し、ずれも起こっています。そこから雨が浸入し下地の劣化を招くこともあります。
→早急に修理が必要です
経年劣化により塗装が剥がれ、この部分から雨が浸透します。このままにしておくとスレートが割れてしまいます。
→部分又は全面葺替えが必要です
| 長所 |
|---|
| 軽量 |
| カラーバリエーションが豊富 |
| 安価 |
| 短所 |
|---|
| 耐久性が低い |
| メンテナンスサイクルが短い |
| 割れやすい |
| 劣化による色褪せが目立ちやすい |